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ブゾーニ司祭とカドルッス

「モンテ・クリスト伯」第6巻 57ページより


アンドレア(ベネデット)の口車に乗り、伯爵邸に泥棒として忍び込んだカドルッス。
すべてを見越し待ち伏せしていた伯爵は、ブゾーニ司祭の変装をしてから
カドルッスの前に姿を現し、その卑しい行為を叱りつけ、彼と組んでいるのが
アンドレア(ベネデット)と知りながら、その行方をわざと彼に詰問する。
が、あくまでしらを切るカドルッス。

  「嘘をついておいでだ!」と、司祭は、おかしえない威厳をもった調子で言った。
  「司祭さま!……」
  「あなたは嘘をついておいでだ! その男は、いまでもあなたの友だちです。あなたは、その
 男に片棒をかつがせているのでしょう?」
  「おお、司祭さま!……」
  「トゥーロンを逃げ出してからのあなたは、どうして暮らしておいででした? それを聞かせ
 てもらいましょう。」
  「なんとかかんとかして暮らしてきました。」
  「嘘をついておいでだ!」と、司祭は、三度目に、さらに高飛車な調子で言った。
  カドルッスは、恐れおののいて、じっと司祭の顔を見つめた。



「嘘をついておいでだ!」

もし仮にわたくしが何か悪いことをやらかし伯爵にこんな迫力で詰問されたら
間違いなくチビっちゃいますが。

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